こんにちは、Happycatです。
LCC(格安航空会社)ってありますよね。
以前のことになりますが、LCCのひとつ、ジェットスター航空の予約と搭乗手続きを、オンラインで行ってみた経験を記事にしました。
今回はその続きとして、当日の成田からのフライトまでの実際の様子を記事にしてみたいと思います。
もくじ
ジェットスターの前日予約で便利さ実感
▼これはネット予約後にメールで送られて来る、搭乗券(チケット)の一部です(クリックで拡大)。
成田発、鹿児島に夕方到着予定。
飛行機に乗るのは本当に10×年振りなうえ、ネット手続きも初めて。
上に紹介してある記事にも書いたのですが、
出発前日という至急のチケット予約だったのです。
抜かりがあると大変なので、入念にあれこれ調べた後無事に、
在宅でオンライン搭乗手続きまでを済ませました。
空港でやることを前もって自宅内で済ませておけるので、精神的にもこれは助かります。
ただ、更に荷物のパッキングまで済ませたのは、もう夜中の三時過ぎ。
そんなわけで、翌日のフライト時間はゆったり起きられるよう余裕を持って14時台を選びました。
いざ、成田空港へ向けて!
ただし、場所が成田空港。
なので時間はかかります。
ここで便利な秘密兵器(?)
Yahoo!の「乗り換え案内」のアプリを使います。
一本早くした場合、遅らせた場合、最短時間や最安で行く方法など、ほぼ必要な全てが分かります。
空港までの距離が遠いので、アプリの検索結果も2ページにわたって続いています。
家から空港の駅まで約2時間半近くかかることが判明しました。
片道交通料金は約1800円。
今回は大人2名なので、掛けることその2倍ですね。
この風景は出発当日、空港に近づきつつある特急の車窓から撮影したものです。
印旛沼の南側あたりでした。
ジェットスター航空への最寄り駅は、終点から2番目の「空港第2ビル駅」!
成田空港内には、
・京成本線
・成田線
・京成東成田線
の3本の線が乗り入れています。
通常は、ほぼ京成本線を利用する事が多いでしょう。
終点から2番目の「空港第2ビル」駅の方が、ジェットスター空港の発着所の「第3ターミナル」に近いのです。
この地図では中央に「空港第2ビル」駅が見えていますが、第3ターミナルはそのやや左上にあります。
(第3ターミナル行きのバスもあります。ただ今回はまだ良くわかりにくいし、バスを待つ間にどんどん歩く方が安心だと判断しました)
ジェットスター航空へは成田のターミナルの位置を確認しておこう
成田空港には第1〜第3のターミナルがあります。
第3ターミナルは2015年、空港がLCC専用に追加しました。
ジェットスター航空が利用するのは、この「成田第3ターミナル」。
調べていくと第3ターミナルへ行くのが、結構遠くて大変だと言ううわさが....。
第1、第2のターミナルへは最寄り駅から近いのですが、第3ターミナルへは最寄り駅からでもかなり距離があるようです。
さて当日。
実際に「空港第二ビル」駅を降りたあとは、ビル構内へ入っていきそのまま前進します。
事前調査で見覚えのある、この特徴的なブルーと緑の柱を見つけて、ほっと一息。
第2ターミナルはまっすぐ先、第3ターミナルはここから700m近く先。
わかりやすい目印ですね!
ちゃんと距離も書いてあるので、あとは矢印通りに進むのみ!
この柱の色と同じ青い道が第3ターミナルまでず〜っと案内してくれるので、意外とわかりやすくなっています。
ただ、確かに道中は長かった〜!
この青いラインに沿ってひたすら進みました。
通路は、行きと帰りのエリアがいちおう色分けはされていますがそこまで気にしなくても大丈夫です。
移動の繁忙期にもかかわらず、それほどごった返してはいませんでした。
▲仮設備みたいに簡単な造り。
外ともつながっているので、風も吹き抜けたりします。
LCCの安さ実現のために、いたる所でコスト削減がされている...と言われるのにも、なるほどと納得。
天井にこの「3」の文字が見えてきたら、第3ターミナルまであと少しです。
ついに第3ターミナルに到着!
さっきの緑と青の柱の所にいた時点で13時22分。
第3ターミナル入り口にたどり着いた時点で、13時43分。
けっこう急ぎ足で歩いて約20分なので、第3ターミナルまで30分くらいは見て置きたいかも?
更にここから搭乗口までも、けっこう歩いた記憶があります。
ジェットスター利用時では成田に何分前に居れば良い?
LCCのジェットスター航空は一般航空会社よりも、時間については厳守です。
LCC航空は、コストを抑えるために様々な工夫を凝らしています。
人件費も極力抑えているので、少ない人数で様々な業務にあたっているようです。
ですから、客室乗務員も一人ひとりが色々な仕事を兼任しているわけですね。
トラブルなどが生じると他の業務にドミノ倒しに影響が出るため、たっぷりしたサービスを提供する時間はない模様です。
早朝フライトやセールでびっくりするほど安く乗れるジェットスターですが、
先ほど見てきたように3ターミナルへの遠さなど、不便さの面ではある程度の妥協も仕方ないようです。せっかく格安でチケットを購入しても、
早朝の混雑や、うっかり道を間違えたりして搭乗時間をオーバーしてしまうと本当に乗り損ねてしまうということですから
慣れないときほど、時間に余裕を持って置くのが良いでしょう。
以前にJALを利用したときの記憶ですが、「(受験生がまだ到着していないので)お待たせしています」とアナウンスが流れたことがあり、それはそれで驚きでした。
LCCはそれとは逆と言ってもいいかもしれません。
ですから成田空港に何分前というより、第3ターミナル利用時は他の航空会社よりも、1時間以上は多めに取っておけば確かでしょう。
手荷物検査が時間取りに!?
搭乗手続きの後はいよいよゲートをくぐり、手荷物検査場です。
しかしここでトラブル発生!
急ぎだというのに、家族のお財布のチェーンか何やらが反応し、そこで更に捕まるという羽目に。
先にその場を抜けていたわたしは、振り返って「何やってるの〜」とやきもきヒヤヒヤ(-_-;)
余裕は割と持って置いたつもりですがどんどん時間が経ってしまい、結局押せ押せに...。
登場手続きも家で済ませて置いて本当に良かった!と改めて思ったわけです。
更にバスで待機するエアバスA320へ
ほかのLCCがどうかはわかりませんが、ジェットスターの機体はターミナルの敷地内に沖止めされている事も多いようです。
でもご安心。そこまでバスで連れて行ってくれるので、長々歩く必要はありません。
この時は手続きが早かったからか、バスにはほぼ一番乗りでした。
最前席をゲットし、いよいよ飛行機へ向かいます。
こちらがその時の様子。
シンプルだけど満足、空の旅
いよいよ搭乗!
すかさず、座席の様子をパチリ。
ANAの記憶と比べて、LCCの機内は確かにどこかシンプルな気がします。
スマホは機内モードでも撮影可能だった
IT&スマホ時代になって以来、初めて乗る飛行機。
スマホを機内モードにすることは前もって承知していたので、モードをオンにしました。
しかしカメラはちゃんと動き、撮影できることに気づきました。
さらに動画にトライしてみたところ、これも撮れたのでちょっとびっくり。
その時に撮れたテイクオフの様子がこちらです。
加速時の滑走路の継ぎ目(?)を踏むような感触が、「ガクガク」という音と共に、シートに振動として伝わって来ます。
が、この後ふわりと浮き上がるとあっという間に成田空港や印旛沼を眼下に見おろし、つづいて浜名湖や伊勢志摩上空を抜け、本当に予定通り鹿児島空港に着陸しました。
急遽の準備と移動でしたが、とてもスムーズな旅でした。