3年ほど前の3月下旬のこと。
急きょ、長距離移動を必要とする用事が出来ました。
東京から本州最南端の県(鹿児島)なので、これはもう飛行機しかありません。
それこそ○○年振り(?)で、すっかり変動した航空界の現状もちんぷんかんぷんな
わたしの認識は、飛行機といえばまず「料金が高い」ということです。
しかし「最近は飛行機も確かLCCとか言って、かなり安いんだったっけ?」
とも思い、航空会社比較サイトを早速覗いてみることに。
その結果、選んだのはジェットスター航空でした。
今回は、その時の体験の覚え書きみたいな記事です。
3年前の体験で不慣れだったり情報が詳しくない部分もありますが、
機会を見つけて追記もしていきます。
もくじ
初・ジェットスターのネット予約手順を回想
ジェットスターが初というより、
飛行機をネット予約すること自体が初の試みという状況です。
以下、
予約の流れで感じたジェットスター航空の利点といまいちな点の
両方の記憶と合わせて追っていきましょう。
さて、とりあえず「Jetstar」のHPに行き、無料会員登録をしました。
導かれるままに個人情報を埋めていきます。
大人で2名。
帰りの日時はまだ未定のため、「片道」を選択。
確かにLCCは一般と比べてかなり安い!
これは確かにそうだと言えます。
LCCのジェットスター航空って確かに安い!けれど!?
が、よく見るとその安い料金の中でも、値段の幅はかなり大きく変動するんですね。
たとえば今年2020年の2月〜3月だと料金はこんな感じです。(クリックで拡大)
ここでさらに分かったのが、
日にちどころか時間によっても料金は変動するということ。
まず、確かにLCCであるジェットスター航空は、数千円と言った驚くほど安い料金で利用することは可能でした。
が、特に一番安い価格帯の料金には、ちょっとしたからくりもありました。
激安料金の出発時刻を確認すると、なかなか大変なほど早い時間のフライトだったりするのです。
そこさえ承知すれば、今回のわたしのように急用ではなく、
>前もって準備可能でありさえすれば、頑張って朝イチのフライトを選択する事で本当に超低料金で飛べる
ということがわかりました。
ジェットスターは国内線なのに成田空港!?
また国内線にも関わらず、発着空港が成田空港だというのもちょっとした驚きです。
安いぶん、多少の気合いが必要な面もあるようですね。
我が家から成田空港に行くには、確実に羽田空港よりも時間がかかります。
いやいやそれどころか成田空港までかかる時間と、約1000Kmのフライト時間がほぼ同じ??
下手すれば地上移動を合計したほうがフライトより時間取るかも...(^_^;)と思いつつ、無理のない出発時間を探しました。
ジェットスター予約時は座席指定が絶対おすすめ
さらに進めると、多少の追加料金で座席指定が出来る事が判明しました。
通常は追加オプションはあまりつけないのですが、今回は急ぐ必要がありました。
そこで、すぐに降りられるように機体先頭の出入り口付近の席(アップフロント・シート)を二つ予約。
ジェットスター航空の座席指定は以下の3種類あります。
スタンダードシート スタンダードシートよりも足元のスペースが広い座席です。前の座席とのスペースが広めなので、足をゆったり伸ばせます。 アップフロント・シート 機内前方に位置する座席です。前方の出入口近くの座席なので目的地に到着後、飛行機から早めに降りることができます。 エクストラ・レッグルーム・シート おトクな価格で指定できる座席です。窓側や通路側の座席、ご家族やお友達と隣り合った座席などをお選びいただけます。
-出典:JetstarジャパンHP内より
※実際には席一覧のマップが表示されるので、視覚的にわかりやすい形で席を選べます。
(写真は実際のジェットスター航空機内ではなくイメージです)
あと注意点としては、非常口座席に当たる特殊席(マークでわかる)を選ぶ場合は、
ご自身が、体力などの面で非常時の活動を助ることが可能だという事を了承の上で選ぶ必要があるようです。
・非常時にヘルプ可能であること
・重さ15kgの非常口ドアを取り外せる力があること
などなどです。
詳しくは非常口座席のご利用条件に条件が羅列されているので確認をしてください。
また、
座席指定オプションを付けた上で嬉しかったのは、指定料金がたった数百円の追加で済んだ事です。
座席指定をしなければ、同行グループであっても(二人しかいなくても)席が別々になる場合があるそうです。
一人旅でなければなおさら、ネットで予約する時点で好きな座席を指定しておくことをおすすめします。
ジェットスターの機内持ち込み手荷物は7kgまで無料!サイズの上限は??
手荷物に関しては、
スーツケース、キャリーケースなどの荷物1個と、
手回り品1個のあわせて2個で7kgまでが無料で機内持ち込み可能です。
それ以上は追加料金になります。
(帰りには荷物が増えたので、別料金を追加しました)
7kg以内の荷物のサイズの上限が気になるところですね。
以下のように決められているようです。
キャリーケースなどは「高さ56cm×幅36cm×奥行23cm」、
スーツカバーなどは「高さ114cm×幅60cm×奥行11cm」となります。
お手荷物のサイズには、ハンドル、ポケット、キャスターなども含まれます。
-出典:JetstarジャパンHP内より
なかなか指定が細かくて、これに合うサイズを見つけるのは面倒ですよね。
わたしの場合、その前年に偶然珍しく旅行があり
以下のシリーズののキャリーケースを買ってあったのですが、
これがちょうど持ち込み可能なサイズでした。
こんな突如の用事に、小さいのを買ってあってホントに良かったです。
SSサイズですが、数日の滞在にも充分でした。鍵もちゃんと付いています。
同じシリーズでこんな色合いも。
こちらは、なぜか別のお店が取り扱っていました。
もしくはまれにしかキャリーケースを使う機会がなく、家においておくと場所を取るので困るということもあると思います。
その場合はレンタル会社を利用するのもひとつの手でしょう。
このアールワイレンタルでは、サムソナイトなどの快適な高級スーツケースを使いたいけど、わざわざ買うほど頻繁には使わないという場合におすすめです。
もちろん機内持ち込みサイズも豊富に取りそろえています。
こちらのレンタル会社はキャリーケース以外旅の時などで、たまにしか使わない物を他にもレンタルできるようですね。
ジェットスターのバウチャーを500円分購入してみる
次へ進んでいくと...。
またまたわからない言葉が出て来ました。
「バウチャー」ってなに??
なんだか機内で使えるポイントマネーみたいなもの(と思ったが、引換券やクーポンのようなもの)のようです。
機内でお腹が空いても困ると思ったので、
バウチャーはこれも体験、と思って500円分ぐらいを追加してみました。
さてこのバウチャー、
実際使ってみるのを楽しみにしていたのですが...。
500円のバウチャーで買えるような、
「美味しそう!」とか「欲しい!」と思えるメニュー自体が、ちょっとありませんでした。
個人的には、バウチャーを付けたのはちょっと失敗の感が...。
考えてみれば料金を安く抑えているのですから、そういったサービスも極力シンプルなのでしょう。
ジェットスターのクレジットカード払いで気をつける事
最後に気を付けたいのが、支払い時に利用するクレジットカードの種類です。
全てのカード会社対象なのかまではわかりませんが、
主なカード会社は、手数料が一人につき更に500円かかります。
わたしはVISAで2名分として、1000円が手数料として追加されました。
最後に間違いを防ぐため、
くまなくチェックした後に、予約ボタンをポン!
▼こんな感じで予約完了です。(クリックで拡大)
紫の選で囲んだ部分が先ほどお話しした座席指定の2名分の料金です。
この程度で済んでしまうので、2人以上なら窓際から続きで指定してしまうのが絶対に良いですね。
そのすぐ上の「GK Domestic Inflight Voucher」とあるのが難しそうですが、要するにバウチャーの分です。
税込みで500円になっていますね。
家にいながらウェブでチェックイン(搭乗手続き)完了!
搭乗券の予約ができてホッととしたところで、更にそのまま、
ウェブで搭乗手続き(オンラインチェックイン)まで進めてしまいます。
従来の感覚だと、
家にいながら搭乗手続きってなに!?ですよね(笑)
そこはわたしもどうもまだピンとはきませんでしたが、
事前に搭乗手続きをやっておけば、当日は手続きのために並ぶ必要もなく、時間の上でも安心です。
何より今回は急ぎなのでチェックインすることにします。
オンラインチェックインの後に搭乗券の発行が出来る、ということで
少しドキドキしてしまいます。
ジェットスターをオンラインチェックインにしない場合のデメリット
ジェットスターの搭乗手続き(チェックイン)はもちろん、
従来通り当日の空港内でも出来ます。
しかし空港での搭乗手続きは、免許証などの顔写真入り身分証明書の準備が必要など、かなり面倒な模様。
ただ、帰りのウェブ予約時は航空券を印刷するにもプリンターがないので手間取り、遠隔で友人に相談しました。
結果的にはコンビニのセブンイレブンを近所で探しだし、
そこのコピー機を使って無事、搭乗券の印刷は完了!
この記事を書く一年前の事なので、その詳細は思い出せたらまた追記します。
これが印刷できた搭乗券の実物です。
広告のほうが目立っている気もしますね(^^;)
初めてなので念のためカラーで印刷しましたが、白黒でも大丈夫なようですね。
普通のプリント用紙に印刷するので、ペラペラしてるところがちょっと搭乗券らしさを削いでいますが...。
A4サイズで印刷しました。
やはりゲート前で出すときに、大きめでペラペラするのは扱いづらいです。
クリアファイルか何かに入れておけば、多少はサッと出しやすくなります。
おしまいに
翌日のテイクオフは、成田線の終点から二番目の駅「空港第二ビル」で降りて、そこから北の第三ターミナルの搭乗口からですが、体力勝負でした。
その時の様子についてはこちらに書いてあります。
秩父の有名な川下り