ロッシ ハトムギクリームの効果とオススメ度

こんにちは、Happycat (@Happycat3meow) です。

首周りのポツポツなどのイボ・色素沈着やに悩んでいる皆さん。
効果があるものを探してみると、まず候補に上がってくるのはハトムギですね。

わたしもネック周りを気にしているので、ハトムギ成分を豊富に使った化粧品をいくつか購入してみました。
結局3つのハトムギコスメを購入しました。
これから3回に分けて、個人的な使用感も含め検証と紹介をしてみたいと思います。

まずはこちら。
コスメティックローランド社のロッシモイストエイド「ハトムギ超潤クリーム」です。
または、「ハトムギスキンクリーム」とも表記されます。

1.ハトムギ超潤クリームの成分は?量は?

成分はかなり多様です。まとめやすくするためグループを以下の3つに分けて、全成分を書き出してみました。

Aグループ:保湿・保護性成分

水、グリセリン、セタノール、バルミチンサンエチルヘキシル、BG、ステアリン酸

Bグループ:効能・植物性成分

ハトムギ種子エキス、ドクダミエキス、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、アロエベラ液汁、モモ葉エキス、アルニカ花エキス、オドリコソウ花・葉・茎エキス、オランダガラシ葉・茎エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉・茎エキス、ニンニク根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス

Cグループ:安定素材・保存性成分

ベヘニルアルコール、ポリソルベート60、ミネラルオイル、ステアリン酸ソルビタン、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、ジメチコン、シア脂、EFTA-3Na、尿素、水酸化K、香料、エタノール

それでは、各グループから主なものを解説していきましょう。


Aグループはおしなべて刺激性がほとんどなく、目などへの刺激も低く保湿、保護、抗酸化作用を持つ優しい成分。

Bグループはこのクリームのメインとなる効能成分です。多種の植物パワーがこんなに入っているんですね!
ハトムギ効能は言わずもがなですのでここでは割愛しますが、気になる効能成分なのでそれぞれについてちょっと書いてみます。

ドクダミエキスのドクダミは「十薬」と言われるほど、あらゆる皮膚のトラブルに効くことで知られています。肌の再生力も促してくれるので切り傷やすり傷にも昔から利用されてきました。

ローマカミツレ花エキスローズマリー葉エキスアルニカ花エキス、すべて髪にも良く艶効果やリラックス効果がありアンチエイジング化粧品にも多く含まれています。

セイヨウキズタ葉・茎エキスはニキビ用製品にも使用され、殺菌、痩身を助ける効果も。

Bグループ成分のほとんどが収れん、抗菌抗酸化作用、肌再生、血行促進効果による育毛効果までも持っていました。確かにお肌が喜んで取り込みそうですね。

スプーンのスパイス

Cグループは防腐性や安定性の成分。
まず知りたいと思うのは効果成分の他には敏感肌への影響が気になるこの成分グループでしょう。少し長くなりますが主な物をピックアップしてまとめてみました。

ポリソルベート60はココア、チョコ、チーズやマヨネーズなど多様な食品にも使用される成分なのでまずは安心ですね。
ミネラルオイルは口紅にはほとんど入っている成分です。ベビーオイルにも使われ、肌を保護してくれます。
定着率が高く、クレンジングをしっかり行わないと落とし切れず肌に残りやすい点があげられます。

ステアリン酸ソルビタンは洗顔フォームや泡タイプのものに良く使われる成分。皮膚をなめらかに保ち敏感肌にも使用可能です。



フェノキシエタノールは揮発性で、最近配合技術が高まってきている防腐剤成分。パラベンの防腐効果が効かない時にも代用されます。ただ、防腐効果があるという事は若干なりとも刺激性があるという事。しかし菌の繁殖を抑えるためにはどうしても防腐効果剤は必要となります。
パラベンよりはフェノキシエタノールのほうが刺激性や効果は弱く、できるだけ刺激性を抑えるためにパラベンに取って代わる傾向にあります。

緑茶の玉露にも含まれる自然成分のフェノキシエタノールですが、過剰使用により咽頭痛、咳、頭痛を引き起こす可能性もあり得るようです。喘息の人などは摂取量に気を付けた方が良いかもしれません。しかし敏感肌用化粧水にも入っていることもあり、影響には個人差があるでしょう。防腐剤配合率基準の1%に対し0.2-0.3%程度の配合濃度が一般的です。

メチルパラベン、プロピルパラベンは両方ともパラベンですが、上記のフェノキシエタノールを助ける形で使用される防腐硬化剤。0.01%以下程度の配合量に抑えられているケースが多く見られます。刺激性を有しますがアレルギーのない人にとっては影響は皆無に近いものとなります。

量はたっぷりと220g。安心のMADE IN JAPANです。

2.濃厚でもべとつかない使い心地で簡単ケア。効果のほどは?

クリームは真っ白。
比較しやすいのでニベアのクリームを基準にすると、それよりは粘性が高くコクがある感触です。
それなのに伸びが良く、全然べとつきません。水っぽさは感じないのですが肌にはあっという間に吸収されます。

手にのばした超潤クリーム
現在朝晩顔を洗ってからこれをつけているだけですが、それだけで他の成分を特に補わなくても大丈夫でした。以前はカサカサしがちだった肌も現在はそういうことは全くありません。
濃厚なテクスチャーの割に皮膚がふさがれてニキビや吹き出物ができることもないのは、肌荒れや炎症、抗菌に効く成分がふんだんに入っているからなのかな〜と思います。
顔だけでなくカサカサしがちな足のかかとに塗ってみましたがつるつるサラッとしています。

さて、肝心なのは首のポツポツへの効果でしたね。濃厚な感触なのでついつい顔のほうにばかり塗ってしまっていました(≧▽≦)
正直言ってはっきりとうすくなったという実感はいまのところありません。でも逆に濃くなったと言うこともないので、首周りにこれからもうしばらく塗って、改めて検証していこうと思います。

顔は顔でシミやソバカスなどの色素沈着が気になるものですが、特にそのどちらも増えていないような感じはします。
わたしの使った限りの感想は現在のところ以上ですが、総合して使い心地はかなり良いです(^^)

難点はいまのところあまり感じませんが一つ言えば、化粧品らしい甘い香りはありません。無臭かといえばそうでもなくて、独自の匂いがあります。
気になる場合には、わたしがひとつ前に使っていた下の「ハトムギ保湿ジェル」が、さっぱりしたジェルタイプです。
こちらは今かなりの人気になっているんですね!


この「ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル」も良かったけれど色々試してみたい性分のため(笑)、今回ご紹介したハトムギ超潤クリームを現在使用しているところです。

とはいえ、夏に向けて保湿ジェルも揃えたくなりリピートでまたまた買ってしまいました(^^ゞ
結局ナチュリエ ハトムギ保湿ジェルのレビューもこの記事で書いています。

3.容器の蓋はワンタッチ開閉。クリームがはみ出ずに清潔

ジャータイプ容器のクリームは9割以上がフタをクルクル回していくネジ式ですが、このハトムギ超潤クリームはなんとも珍しいワンタッチ開閉。
爪を引っかけて開き、閉めるときも指でパチンと一発です。

蓋を開けたクリーム

開け閉めの時間がかからないだけでなく清潔に保ちやすい点で優れています。
ネジ式だとネジ山(ネジの凹凸)の間にもクリームが入り込んでゴミと絡まって汚れがちですが、そういうことが起こりません。
ただもちろんうっかり取り落としてしまった時は、ネジ式に比べてフタが開いてしまいやすく中味が飛び散ってしまう事故となりかねないので気を付けましょう。

4.まとめ

・効能成分はハトムギを含め13種類。抗菌、血行促進、保湿、再生、収れん性などの効能を持つ物が多い。
・刺激成分は極力抑えてある。(個人差はあり)
・容量は220gで日本製、安心でコスパ良し。
・濃厚なのに全くべとつかず吸収・保湿性が高く使用心地が良い。匂いはちょっと独自かも。

じゃんじゃん使えるので、顔だけでなく手足専用にしても良いですね。夏でもサラリとして引き続き使えそうです。
リーズナブルなので気軽に試してみてください♪

他に2つ試したハトムギ関連はこちら。

同じロッシシリーズのクリームが登場するのはこちらの記事です。

冬もぽかぽか。暖か特集はこちら
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