「オールライフコーチング」の感想を書いてみました

こんにちは、Happycat (@Happycat3meow) です。

苫米地式オールライフコーチングプログラム」は、
苫米地氏のプログラムの中でも人気作品のひとつです。

このオールライフコーチングプログラムが気になっている方は、
良さそうだけど、購入してもし自分には合わなかったらどうしよう?
という点が特に気になるのではないでしょうか。

結論から先に言うと、
オールライフコーチングは間違いなく「高度で優れた」プログラムです。
わたしもひととおり聞いたので感想をちょっと書いてみます。

「オールライフコーチングプログラム」を
今取り入れるタイミングかどうか、判断材料のひとつしてみてください。

監修者は苫米地氏とルー・タイス氏

監修者の苫米地英人氏については、日本のコーチング界第一人者のひとりですので、
既に知っているという人も多いことでしょう。

さらに苫米地氏は、コーチング創始者のルー・タイス氏に師事しました。

タイス氏の監修と伝授が土台にある「オールライフコーチングプログラム」。

まずはこのバックグラウンドだけで、第一級の最高レベルと言えるでしょう。
確かさの面で言えば、これ以上ない安心さだと思います。

また監修者本人の苫米地氏にしても、非常に高いIQを持つと言われており、
トップレベルの非常に希有な背景を持っていることもご存じの方がすでに多いと思うので、ここで詳しくは省きます。

なににせよ国家元首のそうそうたる人々と面会してきているような人物です。

主要国国旗

ただ、プログラム内容が「自分に合うかどうか」、
「落とし込みやすいかどうか」となると、話は別になってくると思います。

以下、途中まで聞いての感想ですがまとめてみました。

オールライフコーチングプログラム」はどんなプログラム?

オールライフコーチングプログラムは

人生
仕事
暮らし・生活
全体

という4つのテーマに大きく分かれています。

この4つの大きなそれぞれのテーマの中に、更に複数ずつ、具体的なテーマがユニットとして収まっています。

総合で21ユニットから成ります。
さらに、各ユニットはテーマに沿った講義を聞く「講義のパート」と、
その内容を実践する「ワークのパート」にわかれています。

苫米地氏本人談話によると、
どのテーマから聞いても構わないが、一応順番どおりに聞くのがおすすめ
だとの事です。

透明ボード「COACHING」

ビギナー向けではない自己実現プログラム!?

やっと全て聞き終えました。

1度ではすっと理解できない部分も多いのですが、印象深く奥深い講義がぎっしりで、新しい視点も得ることができます。

1度は苫米地氏のコーチング内容の大枠を読んだり聞いたりしたことがなければ、
2度、3度聞いてもまだストンと理解しづらい難解さがあるかもしれません。

もしあなたが成功プログラム教材が初めてでしたら、
「オールライフコーチング」は、わりと中級から上級者向けという気がします。

「初級編」「入門編」としていきなり手に取る感じではないのかなとわたし自身は感じました。

まず、苫米地氏のさらっと使う言葉には
普段あまり使用しない難しい単語がちらほら出てきます。

これらの多くはコーチング用語なので、
既に知っている方は問題ないかもしれませんが、初めてだと戸惑うと思います。

このプログラムには正直難解な部分もあります。

もちろんそれでも繰り返し繰り返し聞いていくならば、かなり理解は進むでしょう。

オールライフコーチングの理解を助ける本は、これらがおすすめ

「オールライフコーチング」に取りかかる場合、少なくともまずは苫米地氏の本を数冊は読んでみるのがおすすめです

「私の本を何冊か読んでいる人は承知していると思いますが」
「ここがピンとこなかったら僕の○○という本に詳しい事がかいてあります」

苫米地氏自身がプログラムの中で時々、
このように言っています。

苫米地氏がよく勧めているのはこの本。
「まずは親を超えなさい!」です。

今やっとわたしも読み出しました。
読んだ感想はこちら。(現在追加執筆中)

オールライフコーチング理解と苫米地理論の入門を兼ねたもう一冊のおすすめは、この「コンフォートゾーンの作り方」という本です。
苫米地ワールドに足を踏み入れるならまずはこの本だったな、という印象で、図解豊富でわかりやすいです。

どの順番で学習すれば良いのかわからないまま動画や本を繰り返し見聞きしてきましたが、それらがこの本には理解しやすくまとめられています

逆にあとから読むと、もう承知している内容もあり、
最初に読んでいればよかったかもしれません。
オールライフコーチングだけでなく他の動画や本も掴みやすくなります。

ところで最初は気づきませんでしたが、読んでいくとこれは
「まずは親を超えなさい!」のリニューアル版だと分かってきました。

新しく図解も入れた「コンフォートゾーンの作り方」だけ読んでれば良いかというと、わたしは必ずしも全面的にそうは思いません。
「コンフォートゾーンの作り方」は見開き2ページの中に収まるように書かれているのですが
「まずは親を超えなさい!」の中に詳しく納得できる文章がいくつもあり、マークを付けました。

順番としては「まずは親を超えなさい!」で納得してから、
その簡易版のような「コンフォートゾーンの作り方」はあとでちょっと違う角度での復習として読むとよいというのが個人的感想です。

ほかには苫米地氏以外の物でも構わないので、
自己実現系統のプログラムをまずはひとつ聞いておくのも良いでしょう。

その体験のあと「発展系」としてのオールライフコーチングプログラムに取り組めば
さらに理解に深みが出るでしょう。

最初はとっつきにくいかも...

このプログラムは、初回の「ユニット1」から、ちょっと飛んだスタートです。

いきなり世界のバックグラウンドの歴史についての話で、
キリスト教なども絡めた話しが展開していきます。

一瞬「これはなんのプログラムだったんだっけ?」と思ってしまうかも(^^;)
ですから第1回目を聞いた限りでは、
「なんだか難しすぎて自分には向かないかな??」と感じたとしても無理もないでしょう。
でも、せっかく世界レベルの渾身のプログラムを、
そこで諦めてしまうのはもったいないのも事実。

プログラムはどうせ繰り返し聞く物であり、
そもそも一度聞いただけで分かるはずがない、くらいの気持ちで肩の力を抜きましょう。

斉藤一人さんと通じるものが!?

ユニット1がわからなくてもまずは気にせず、
ざっと軽く聞き進めてしまいましょう。
どうせリピートするのですから。

わたしもユニット1はほとんど理解せずに、そのまま進んでいきました。

興味を持つ部分は、人によって違うとは思いますが
わたしにとって、圧巻はユニット3でした。

言ってみればものすごく前向きに物事を捉える方法という感じです。

そこで思い出す人がいるのですが、
以前納税者日本一で知られた斉藤一人氏を知っている人は多いでしょう。

無料講演活動もたくさんしている方で、講演音声も手軽に聞くことが出来ます。
「ついてる」と口にすると良いよ、というお話しが有名ですよね。

スリーセブン
わたしがたまたま聞いた講演に以下のような内容のものがありました。

例えばあなたが自販機にジュースを買いに行ったとします。
見ると、財布を忘れてきたのに気づきました。

通常はそこで、「無駄足になった、ついていないな」と言うか、思うかしますよね?

一人氏は、「それをついていないと断定するのは早い。その遅れたタイミングのおかげで、別のよくないことをもしかしたら避ける事ができたのかもしれない」という事を言っていたのです。

その時間のズレのおかげで例えば向こうからどこかへ急いで走ってくる人と衝突せずに済んだとか、
そこをたまたま通りかかったスリにジュースを取る瞬間、
お尻から財布ごとスッと取られていたかもしれない....そう考える事もできるという訳ですね。

それにちょっと近いことが
この「オールライフコーチング」の実践ワークにも組み込まれています。

良い習慣のきっかけとして有効活用を

もちろん、そんな考え方は一朝一夕で自然にできるものではありません。

そして更に大きいレベルでのマイナス状況になると、
良い解釈をする余裕もなくなってくるでしょう。

ですがわたし達が日常でつい「あーあ。ついてない!」といいがちな
よくあるレベルのマイナスに対しての受け止め方を変えることが
できるようになるだけでも、充分なパワーアップですよね。

損になるようなことはなにもありません。
むしろ良い考えが身につくでしょう。

ただ人前で口に出して言うと、
少し変わっている人だと思われる可能性はありそうです。

その点についても、プログラム内では気にしないで実行しちゃおう!と説いています。

そうは言っても難しい場合は、心で思うのもよし。
でもなるべく人に聞こえない場所ででも、密かに声に出してみるようにしましょう、と提案しています。

口に出したり手書きで書いたりしてできるだけ「外部化」してほしいと。

そうすることが、自分の脳に対して
実体験として認識させやすいためでしょう。

「オールライフコーチング」は確かにすごい事を言っている

目の前の現実に対する捉え方が変わる!

ではこのユニット3は何がすごいか?

それは、
「目の前の現実を、未来の《成功や目標が達成された状態》から逆算した意味での現実と見なす」という事です。

つまり「成功する!」ということをしっかり心に決めてしまえば、
目の前の状態はそれまでと一緒なのにもかかわらず
未来の成功に向かう途中として見えている景色」に変わるのです。

今のこの現実自体が「願望成就した未来へ続く道」という事になります。

目の前の現実がどんな状態であろうと
それは成功に向かっている途中の景色なんだ、と解釈できるわけです。

これ、すごく画期的な現実の捉え方だと思いませんか?

宝くじの高額当選が判明したときのような気分を持つ!?

さらに、わかりやすい例でも説明しています。
たとえば、欲しかったものをオークションで落札した瞬間や、
または高額の宝くじの番号が当選してる!と分かった瞬間。

つまり落札できた瞬間というのは
品物はまだ手元にはなくても、未来には手に入ることが決まった状態ですよね。

宝くじの高額当選も同じです。

番号を何度見直しても「確かに高額当選してる!」と確信できた段階で、
まだ実際の現金を目にしたり、振込まれてはいなくても、すでに至福を感じますよね。

ここでのポイントは、目の前の現実は
落札前や当選を知る前と何も変わっていないということなのです。

でも、未来にとても嬉しいことが起きると確信した
嬉しい気持ちを持って目にしている景色には間違いないですよね?このように、「まだ現実化してはいないけど、確実に嬉しい未来がやってくると確信して捉える現実」という所が大事です。

同様に、まだ目に見える形として現れてはいない
「成功」に対しても、

「成功することありきで、今の現状があるんだ。だから今現在からその成功に向かっていくんだ」
というふうに今の現実を受け止めることできる、というわけです。

これが、脳科学という最新研究分野で判明してきた「脳の働き」を受けて、開発された方法です。

脳は物理的な現実だけを「現実」と認識するわけではなく、
リアリティのあるものを「現実」として捉えるのです。

だからスクリーン上の面の世界に展開している映像を見て手に汗握ったり

すっぱい梅干しやレモンをそのまま口に入れたことを思い浮かべると、
物理的な梅干しやレモンが口に入っているわけでもないのに
唾液がちゃんと分泌されるという、身体の反応が実際に起こるのです。

より具体的なメカニズムや訓練方法は
オールライフコーチングで語られている、と捉えると良いでしょう。

一見難しいですが、中心となる思想はこの部分なのです。

現在とは「望ましくなかった過去の延長」ではなく、「願いが叶った未来から見た過去」

わたし達は望ましくない現実に対して、つい
「今までこうだったから、せいぜい未来もこんなもんだろう」と、
未来を、それまで望ましくなかった過去の延長として捉えがち

これは人が本能レベルでしてしまう事です。

何も訓練しないでいるままでは、
放っておけば本能的に人はそう考えてしまうようです。

でもそれを苫米地式プログラムが説くように捉え直してみるとこうなります。

目の前の現実は、願望をかなえた未来から見た過去」。
「つまり叶うことがもう決まったゴールへの道中の嬉しい景色」。

それまでにしてきた考えと比べてどうでしょう?
今の現実に対する見方、解釈がガラッと変わりますよね!

さきほどの宝くじの例をここで出しますが、

「後に振り込まれることが決定済みの宝くじ当選金
Ⅱ(イコール)、
かなえると決めた願望」

と置き換えてみるのです。

すると同じ現実を見ているのにもかかわらず、正反対の意味あいになってきます。

これがきけたユニット3だけで、目の覚めるようなお話しでした。

これが、一人氏の「ちょっとマイナスな事があったとき
ちょっと違和感があっても《ついてる》とすぐに口にする意味?」とも思いました。

希望を持った情熱の力

話しは少し飛躍しますが、
いちばん大きな出来事に、この考え方をあてはめてみましょう。

戦後の焼け野原の時代。
当時の現状そのものを直視するなら、それはもうひどい状態としか言えませんでした。

幸せだとか、良い気分と言える要素は、
目の前の現実を見る限りでどこにも見えなかったと思います。

しかしいっぽうで、多くの人々がその当時
「絶対この状態から良くなってみせる!」と、
未来の復興へ強い意志をみなぎらせていたのも事実でしょう。
薄い虹と空
その結果日本は、
最大の壊滅状態にも拘わらずそこからじわじわと復興していき、
やがて爆発的な高度成長期を迎えていきます。
そしてついには先進国への仲間入りを果たしていきました。

これは実際世界も驚いた、ものすごい事です。

それを成し遂げた人々と個人の願望では、
規模や度合いの大きさこそ違うので同様には語れませんが、

このコーチングプログラムで伝える内容はどちらにも通じるところがあります。

絶対成功すると自分で決めることで、現状をはねのけ、すごいエネルギーで
願望に向かって推進力を発揮していくことが可能になってくる...。

そのための大きなヒントがここにあります。

おわりに

わたし自身も、ここに色々書いてきたことをそうそう実行できているわけではありません。

それでもマイナスの言葉を言いそうな時に自然とブレーキがかかりますし
ちょっとおちついて、良い方向から捉え直してみようと考えを捻る癖がついてきました。

人の本来の造りとして自然に陥る状態を変えていこうというわけですから、
意識的な操作が必要です。
時間もそれなりにかかります。

薬を飲んだように、劇的な効果がすぐ現れるというより、長期戦です。

細胞に覚えさせていくような気持ちで、よい癖の習慣化を続けていきましょう。

この「習慣化」を手助けするものとして、
このオールライフコーチングプログラムでは
「アファメーション」の重要性も説いています。

自己実現が可能になっていく自分になるためのアプローチが
アファメーションです。

オールライフコーチングは、アファメーションというテクニックを軸にして
あらゆる面から成功を達成した自分に向かっていくプログラムと言えるでしょう。

アファメーションについての記事はこちらです。
参考にしてみてください。

苫米地氏の「夢が勝手にかなう手帳」購入体験記事はこちら

苫米地氏の本の感想です。

最近出会ったこちらの成功法則が個人的にはいちばんフィットしています。今までで究極かもしれません。

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